スポンサーサイト
新しい記事を書く事で広告が消せます。
魔術師から見た日常と非日常の記録
先日12/14、パフォーマーズ・パーティー 2ndパーティーに参加し出演してきました。
その時の様子と感想を今回は書いていきます。
パフォーマーズ・パーティーは、前回の1stパーティーが初参加でした。
(その際の感想はこちら)
パフォーマーとしてマジシャンは目新しい状況で出演したのですが、参加者の皆様が暖かく迎えてくださり、ホッとした記憶があります。
今回も前回に続いて会場は新栄パルルでした。
前回よりも表現の種類は幅広かったように思います。
歌、朗読、朗読劇、マジック、一人芝居、アクセサリー、折紙、同人誌は前回に続くもの。
そこにダンスや音楽の演奏、短歌、そしてジャグリングが加わったのが今回のパーティーでした。
これだけの多様なものを含み込めるイベントはあまりないんじゃないでしょうか?
ものすごく広い会場にそれぞれのパフォーマーやクリエイターが位置するようなイベントならあるかもしれません。
でもこのように一つの舞台で多様なパフォーマーが出演するイベントはなかなかないでしょう。
楽しかったです。
……あまりにも一言で済ませすぎかもしれませんが、本当にイベントの最中も終わってからも最初に浮かぶことは「楽しい」ということだったのです。
もちろん今回も出演者という形での出演でしたし、ですから生半可な気持ちで舞台に立つはずありません。
ですが、出演している時間も含めて本当に楽しかったんです。
きっとそれは、参加者の皆様が前回と同様に暖かく迎えてくれたからでしょう。
そして、それだけじゃなく、多くの参加者が表現ということに無縁でない方々だったこともあり、共感を持って実演をご覧いただいたこともあると思います。
今回は、パフォーマンスのテーマが決まっていて、「古」というのがそのテーマでした。
私の実演も「古」というテーマから、19世紀のメンタルマジックの周辺をお話しながらの実演するという形にしました。
個人的に1stパーティーでは私という存在、そしてメンタルマジックについてのお披露目といった意味合いを強くしていましたが、今回はそれを踏まえた上でもう少し突っ込んだテーマについても実演しました。
突っ込んだテーマの一つは記憶術です。
実はメンタルマジックでは記憶術という分野があるのですが、ショー形式で記憶術を実演するのは初めてでした。
あの日、ご覧になった皆様、記憶術の実演に関してどういったことを感じたのでしょうか?
また今回の参加者でマジックを実演したのは私だけではありませんでした。
ライアという私の友人のマジシャンも参加していました。
こういった場にあらわれるのは初めてでしたが、ライアのまさに「クロースアップマジック」というスタイルを感じさせるパフォーマンスはいかがだったでしょう?
クラシックな道具であるカップを使った有名なマジックを演じていましたね。
私が提供する不思議とはまた違う形の不思議を体感していただければ嬉しく思います。
今回のイベントについて、やはり書ききれませんね。
一つひとつのパフォーマンスについて触れていきたいとは思うのですが、全員について書くとあまりに長大な分量になってしまいそうです。
また印象に残った方のパフォーマンスのみを書くことも、今回特に、あまりしたくありません。
きっとパフォーマーやクリエイターがその場に居合わせ楽しんだことが、大きな意義だったと思うのです。
いや、もちろん作品を持つことのない参加者が居合わせたことも含めてですね。
参加者の間に表現があった。
その「あった」こと自体が大きな意義だったと思います。
これからも是非、パフォーマーズ・パーティーの「参加者の間に表現がある」ということに触れていきたいと思っています。
本当に、楽しかったな。