11月出演のイベントについての感想2

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    前回の記事(→こちら)に続いて、11月に出演したイベントの感想を書いていきます。

    刺激的な日々をうまく書き記すことができればいいのですが……。

    11/17

    「電と池/塔 〜塔家音ピカ祭〜」
    名古屋テレビ塔で行われた「くうちゅう美術館」内のイベントでの出演でした。

    なんと暗闇の中、モバイルバッテリーのみで作られる光だけが部屋を満たしている、そういった空間での実演でした。

    空間の中はアートの匂いで溢れている、そういった感じでした。

    暗闇に近いというのは、視覚を主にしたパフォーマンスであるマジックが参入するにはとても面白い状況だと思います。
    もし、真っ暗な部屋があったとしたらマジックは実演がほぼ不可能になってしまいますからね。

    それでもひっそりとした光だけの空間でのマジックって、実は意外といけるんですね。

    手元だけが明るくなるようにライトをセットして、訪れた人々に声をかけマジックをする。
    しかもコタツを実演の場としていたり、そういった点でも初の試みでした。

    皆様の目も明るくされた手元の空間に普段よりも集中されていた様子。
    それに合わせて、ひと目でわかるような実演や集中するほど面白味の増すような実演が多くなっていたように思います。

    そして、その場の雰囲気からか、普段以上に即興的になってしまったところもあり、皆様と一緒に私自身も大いに楽しんでしまいました。

    その場のノリに合わせてかなり自由に動くというのもとても楽しいですよね。
    マジックでそういったことができるのって、滅多にないことなので貴重な機会となりました。

    反応が、いつもとは違い、もしかしたら昔は密やかな空間でこういう風にマジックも演じられていたのかもしれない。
    このスタイルこそもしかしたらもともとの形なのかもしれない。

    そんなふうに考えてしまいました。

    もっとこういう光や皆様の視線を集中させるような研ぎ澄まされた実演を今後も試みてみたい。
    この日に参加したイベントが私の中でとても面白い刺激を与えてくれました。

    まだまだマジックでも、試みることのできるよう予想外の事柄はありますね。

    当日は午前中に市外での実演があり、そこからバタバタと名古屋へと帰還しての実演となってしまいましたが、快く迎えてくださったこと、とても嬉しく思います。

    今回の企画で実演の場を与えてくださった1980円(イチキュッパ)さんに感謝です。

    またあんなアートが絡み合った空間に参加してみたいです。


    11/24

    「妖かしの宵祭り」
    この日は劇団 妖帝デカダンスさんのコンセプト・ライブとなるイベントに出演しました。

    場所はNAGOYA TAURUS様。
    ライブハウスでの出演でした。

    おそらく私のようなマジシャンが出演することも稀だと思うのですが、今回のライブのメインでもある演劇がライブハウスで行われるのも滅多にないことだったでしょう。

    その辺りも含め、非常に面白いことが起きるイベントとなるだろうと思っていました。
    出演者でありながら、演劇や他のステージを見させていただく立場として、ワクワクしていました。

    演劇の中に、様々なステージが入り込むイベント。
    私は今回、メンタルマジックをフルで実演する形での出演となりました。

    第1部では歌と私のメンタルマジックが、第2部では歌と大人のショーが演劇の中に入り込む形で登場しました。

    演劇のタイトルは「暴走探偵・長谷川と拷問探偵団 -美女と罠のワルツ-」。
    なんて素敵なタイトルでしょう。

    私の大好きな昭和の雰囲気が全面に押し出されているような、そんな内容で、その中で一出演者として参加できるのが嬉しくてたまりませんでした。
    (なんとこの芝居の舞台は「ネオ昭和」なんです!素敵です)

    実はお話をいただいたのも11月に出演したイベントでは一番早くて、きっかけはパフォーマーズ・パーティー 1stパーティに出演した私を見ていただいたことでした。
    (パフォーマーズ・パーティー 1stパーティーの感想はこちらをご覧ください)

    劇団 妖帝デカダンスさんにそのコンセプトを伺って、すごく共感し賛同するところがあったことから、私も力になりたいと思ったのです。

    当日の様子は、まさに祭りといった感じ。

    出演者やスタッフやお客様を含め、本当に様々な方々がその場には溢れていて、それが雑多ではなくまとまりすぎないまとまりとなっているようで……。
    不思議な居心地で、心地よさもおぼえていました。

    私のショウは、芝居が持つサスペンスな雰囲気に合わせ、少々危険さを含むようなものに。

    そしてショウの最初と最後で少し問いかけを投げかけてみました。
    それは「選択」ということ。

    私を含め皆様が生きている中で意識的に、そして無意識的にしている選択について焦点を当てたかったのです。

    私のショウではお客様とのやりとりが中心となるのですが、演劇をご覧になる方々も多い中で、舞台に上げられたお客様は戸惑っていた様子。

    少し緊張させてしまったようで申し訳なくも思いつつ、その生々しい感じを持ちつつ一緒に楽しむことができたことで、皆様にも何かが伝わっていれば幸いです。

    ステージでのメンタルマジックということで、個人的にはかなり挑戦もありました。
    今回を機に、今後さらにステージでのメンタルマジックで皆様と楽しむことができたらと思っています。

    私以外の実演も大いに楽しんでしまいました。

    演技という形で物語をあらわす方々の作り上げる気持ちと徐々に完成形に近づけていく様。
    メロディやリズムを使い歌という形でステージを作り上げる際の感情の乗せ方。
    踊りで魅せながらも自らをさらけ出すようにして虚と実を往復しながら暴露されていく実演。

    全ての衝動が、それぞれの衝動としてあらわれていたと思うのは、私が衝動を形にする様が見たいと強く思っているかもしれません。

    本当は他の出演者の方々の演技やパフォーマンスについて詳しく言及したいのですが、あまりにも濃い一日だったので、長大になってしまいそうです……。
    なので割愛させてください。

    皆様に言及できず、本当に申し訳ないです。
    でも、あの場を作り上げた皆様、本当に一緒に楽しんだと私は感じています。

    あの日、様々な衝撃や体験が私を通過していきました。

    またお会いする機会にはあの日を語り合う機会があれば、そして、新しい日々を語り合うことができれば、嬉しく思います。

    様々な方が一つにまとまりつつ、個を主張もしたライブが、本当に楽しくて。
    何よりそういったイベントに参加できたことが嬉しくて、またその日感じたドキドキする気持ちも含めて、大きく気持ちが揺さぶられたのが今もはっきりと印象に残っています。

    劇団 妖帝デカダンスさん、今回のコンセプト・ライブに出演された皆様、スタッフの皆様に感謝です。

    また面白いこと、個を主張したまとまりのなさとソレを越えたまとまりとで調和したイベントに参加したいと思います。


    本当に11月は様々なイベントに参加しました。

    どれもこれも印象的で、きっと今の私には全ての刺激を生かすことはできないけど、いずれ全てが消化されて新しい自分の糧になればいいと思います。

    そしてそんな「糧として」なんて思ってしまうのは今振り返った私が思っていることで、本当はそんなことどうでもよくなるぐらいにその場で没頭していたというのが実際なんでしょう。

    これから、まだまだ面白いことがある。
    その断片を今の私は感じています。


    (またこういう風に出演したイベントについて今後も記していければいいのですが、なかなか難しいかもしれません……。これから出演する多くのイベントについてもなるべく何かの形で記していければと今は思っています)

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